スリリングな”赤”が誘う、極上エレガンスなグランジロック

ショー直前から、ミステリアスな異空間へと私たちをいざなうのは、深紅のベルベットが一面に広がる会場だ。「G.V.G.V.」が持つ女性ならではの強さを、今シーズンはデヴィッド・リンチの映画「マルホランド・ドライブ」からインスパイアを受けスリリングに表現した。

先シーズンの白一色から一転、深みの効いた「赤」をベースカラーに、ドラマティックなコレクションを展開。得意とするロックな要素は、50年代のロカビリーから、90年代初頭のストリート感漂うグランジテイストを絶妙に融合させ、持ち前のタフな女性像に新たな気だるさをプラス。

定番アイテムのレザーライダースも赤一色で仕立て、袖には長いフリンジを飾りロカビリーな空気を存分に表現。また、スターモチーフを掲げたマキシ丈のカーディガンや、バックにバッファロー刺しゅうを施した、ミニマムなサイジングのスカジャンなど、思わず今すぐ取り入れたくなるような、大人の”ワル”なアクセントが効いたリアルクローズも魅力的だ。

夜が似合うストリートな空気から大人の女性へと流れる後半は、シルバーフォックスを贅沢にあしらった、この上なくゴージャスなファーコートや、贅沢なドレープ使いの別珍のドレス・毛足の短いファーで仕立てたフェミニンなロングコートなどが、女性の奥に潜む極上のエレガンスを醸し出した。

赤・ブラック・カーキをベースに、ロックでミステリアスなスタイルの中にも、ラグジュアリーなマテリアルや美しいパターンワークによるクラシカルなディテールで、「G.V.G.V.」流のカッティングエッジな東京エレガンスをドラマティックに提案した。

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about
brand
G.V.G.V.
Concept
フェミニンとマスキュリンの同居するオリジナルな世界観を、その時の感性で自由に発想し、毎シーズンコレクションとして発表。現在最も注目される東京ブランドの一つとなった。