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既存ルールや社会のムードに対する「反抗期」

mintdesigns(ミントデザインズ)の09/10AWコレクションは、東京タワー地下駐車場を会場に行われた。テーマは「ミントデザインズの反抗期」。

「ブランドをスタートして8年が経ち、自分たちのもの作りのルールが読めるようになってきてしまったんです。それを壊したいという気持ちが今回のテーマにつながりました」と言うのはデザイナーの勝井北斗さんと八木奈央さん。

コンクリート打ちっぱなしの無機質な空間に、ポップなプリント柄のマスクといばらの冠を装着したモデルが登場。よく見るとマスクは、女性の顔やチンパンジーの顔の形に立体的に象られている。

作品は、同ブランドが得意とするプリントのアイテムに加え、ジャカード織りやニットなど、織りや編みでの柄表現も登場。伝統的な技法であるキルティングなどを駆使した、アバンギャルドな柄の表現も今回の特徴だ。同ブランドのトレードマークでもある女の子の連続モチーフに加えて、いばらやジグザグ模様、蟻、ドクロやラテン語などちょっぴりダークなモチーフを採用。とはいえ、よく見るとそのドクロは笑っていたり、創作過程の間違いや偶然を肯定的に生かそうという「happy mistake(ハッピーミステーク)」というメッセージが入っていたりと、同ブランドならではのアイロニーが感じられた。

アイテムは、Aラインのワンピースやポンチョ、コクーン形のカーディガン、ウエストにギャザーが入ったテーパードパンツなど、リラックス感溢れるゆったりしたシルエットのものが中心。前回のビタミンカラーを多用したポップな世界観から一転、黒とグレーなどのダークトーンを中心に、ボルドーやエンジ、ブラウンなど落ち着いた色みで統一。シックな世界観を作り上げた。

同ブランドが得意とする、ファンタジックで可愛らしい“トーキョー”という世界観を裏切る、パンキッシュで力強いコレクションとなった。

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